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2022年3月19日
ソーシャルメディアで販売を成功させる10のヒント
SNSはもはや単なる情報発信の場としてだけではなく、オンラインショッピングができるプラットフォームとしてEC事業者に利用されています。これからのECに欠かせないソーシャルコマース成功の秘訣についてお伝えします。
ソーシャルメディアで販売を行うためには、オーディエンスの発見が重要です。
Facebookでは29億人、Instagramでは毎月10億人、TikTok*¹では同数のユーザーがアクティブに活動しており、世界の利用状況をみると、ソーシャルメディアはいまやECビジネスにとって重要なマーケティング・販売ツールとなっています。
ソーシャルメディアは、新規顧客の開拓、ブランドの認知度向上、ウェブサイトへのトラフィック誘導の場として、ECビジネスの成功にはに欠かせない存在です。そしてソーシャルメディアの活用において最も優れた点は気軽に利用できるということです。
ソーシャルコマースを始めたばかりの方、あるいはすでに始めていて、さらに磨きをかけたい方は、以下のヒントを参考にして、成功する販売戦略を組み立てましょう。
販売ルール:ターゲットとなる顧客が存在するソーシャルメディアで販売を行う必要があります。今日、数多くのプラットフォームが存在していますが、だからと言ってすべてのプラットフォームで公式チャンネルを開設することは意味がありません。ターゲットに対してブランドストーリーを最適な方法で伝えるために、適切なプラットフォームを慎重に検討する必要があります。例えば、企業が高齢者向けの高級品を販売しているのであれば、TikTokはおそらく最適なチャネルではないでしょう。
例えば、ソーシャルメディアゲーム市場に参入するのであれば、Instagramは格好のスタートポイントです。Instagramのコマース専用ツール「Instagramショッピング」*²を利用すれば、企業は簡単にオンラインストアを開設でき、消費者は写真や動画から直接商品を閲覧したり、購入することが可能となります。購入のためにユーザーががアプリを離れる必要がないため、企業側はより多くの売上に転換することができます。Instagramはユーザーフレンドリーで、プロセスもシンプルです。また、ビジュアルコンテンツがメインのため、商品の魅力的な写真をたくさん掲載することで、お客様の関心を引くことができます。
ブランディングの一貫性を保つ
量より質を考える
消費者を惹きつけられるスパンは短い
売れるソーシャルコマース戦略はタイミングが命
フォロワーが最も興味を示しているときに、新しいコンテンツを発信しましょう。Googleで検索すると、投稿に最適なタイミングについて様々な説が出てきますが、最終的には、フォロワーの習慣に基づいた、企業独自のものであると言えるでしょう。
ソーシャルメディアでの投稿における最適な戦略は、トライ&エラーを重ねることです。時間をかけてソーシャルメディア分析を行うことで、オーディエンスのオンライン行動(各ソーシャルメディアプラットフォームで最もアクティブな時間帯や滞在時間)を理解し、それに合わせてコンテンツをスケジューリングすることができます。ターゲットが世界中にいる場合は、異なるタイムゾーンという複雑な要素が加わるため、Hootsuite*³のようなコンテンツ スケジューラーツールで投稿のオートメーション化を検討してみてください。
会話に参加しユーザーとのエンゲージメントを高める
UGC(User Generated Contents)の共有
#注目される
コンテンツカレンダーを作成する
効果測定、テスト、レビュー
Googleアナリティクス*⁵は、ソーシャルコマースを成功させるためにはかかせないツールです。無料の分析ダッシュボードは、あなたのECサイトとその訪問者について、以下のような幅広く貴重なデータを提供します。
• どのソーシャルメディアから、どれだけECサイトに流入してきたのか
• どのソーシャルメディアチャンネルが、あなたのビジネスにとって最も良いパフォーマンスなのか
• ソーシャルメディアから得たコンバージョンの数(販売数)
• ソーシャルメディアキャンペーンのROI(費用対効果)
これらの情報を読み解くと、ソーシャルメディア戦略の最適化を継続的に行うことが可能となります。
【参考文献】
1a - Facebook monthly active users, Statista, January 2022
1b - Instagram monthly active users, Statista, January 2022
1c - TikTok user number, Backlinko, January 2022
2 - Instagram Shopping
3 - Hootsuite
4 - Adsmurai, accessed January 2022
5 - Google Analytics